はなちま家新入り猫

昨晩のお届けの帰りは助手席のさゆりんすさんに慰められながら、号泣で運転していたオカン

しかも天気がで余計に泣けてきた・・・

さゆりんすさんが「こんな帰り道に又を保護したら、忙しくなって寂しい気持ちどころじゃないね～」と。二人で笑っていた、この時は。

さゆりんすさんをお宅迄お届けし、さゆりんすさんの旦那さま手作りのおにぎり＆おでんを晩御飯にどうぞ～と戴いた気持ちが一気に

で、自分の家へ向かう途中２通りの帰り道のどちらを行くか迷う。１つは遠回りだけど、いつも捕獲する餌場を通らない道。２つめは近道だけど餌場を通る道。
ここの餌やりは違う人がしていて、オカンは捕獲・手術・リリースのみ。でもね・・・で餌場に居る達を見る程辛いもんはないのよ

でも・・・家では皆が待っている！心を決めて近道へと走った
そして餌場を通る時にボスに出会った。ボスはこの前の捕獲の時に始めて出会った雄猫。
とっても顔が大きくて
何よりその堂々たる姿！！人間を恐れず、かと言って威嚇する訳でもない。ノッシノッシと歩く姿はまるでライオンの様！そのボスが雨に打たれながら歩いている。でも・・餌場にご飯は無いよ？？
何だか気になって車を停めて、後を追いかけた。

近くのアパートの廊下で何やらウロウロ～あちこちをクンカクンカ
きっとお腹空いてるだろうとカリカリを。何となく手のひらに乗せてあげてみた、そしたら怖がりもせず手のひらから食べてくれた。その時に身体を見たら、顔から身体から傷だらけ
縄張り・繁殖期の雄同士の争い？そんなに若くも見えないこのボスが必死で戦って自分の居場所を守っている。
この子ももちろん去勢の対象。でもこのボスを去勢したら？？きっと他の若い雄猫から追われ居場所がなくなるだろうなあ・・・。そんな事をカリカリを食べさせながら思っていた。

そして！決心しました。去勢はするけどきっと老猫であろうこのボスを残りの余生をオカン家でオカンの家族として過ごしてもらう事に。

どうやって捕獲する？今、この時を逃してはいけない！！でも・・車にキャリーを取りに行ってたら、何処かへ行ってしまう
思い切って抱っこしてみた！そしたらあっけなく大人しく抱っこされている。車までヨタヨタと走り、車内で缶詰を食べさせキャリーへ入れて連れて帰りました。

で、病院へ。


傷だらけ
しかも汚い

手術後。オカンの家にはケージが無いので購入するまでさゆりんすさんからお借りしました。２階建てハウスだすよ

疲れて眠るボス猫。

一応仮名は「じー」じーさんのじー
んんん・・・名前って大切やんなあ？言霊だし、いつも呼ぶものだから。何かいい名前ないかな？
他の子達は何も考えんと付けてるのにね
じーの場合は血液検査でエイズが出たしかも白血病が疑陽性。１ヵ月後に再検査。
だからって訳じゃないけど、じーにとってラッキーな名前を付けてあげたい。

もうちょっと小奇麗になったら、きちんとはなちま家の長男としてご挨拶させて戴きます